“経営者のフリ”をやめて、自分の感覚に正直になることで得られるもの

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こんな経験はありませんか?

「経営者なんだから」とか「経営者らしく」など、経営者という「役」を演じることに必死になり、本当の自分が置き去りになってしまっている…そんな経験はないでしょうか?数年前の僕は、こんな状態に陥ってました。

要は「〜するべきだ」に縛られ、自分の本心から出るものにフタをしてしまっている状態ですね。そんな状態なので、いつも自分に自信もなく、変化や進化のキッカケ待ち状態。そんな自分に嫌気がさし、いつもイライラしていました。こんな経営者には誰もついて来ないですよね。僕がそんな状態だから、社内の空気はいつもギスギスしていました。

そこから抜け出すための方法

かなり長い間、その状態に苦しんでいましたが、そこから抜け出す方法は意外にシンプルなものでした。それは「自分の中に湧き上がってくる感情や言葉を否定せずに耳を傾けてみる」ということでした。感覚的なものですが「閉じているフタを開けてみる」といったイメージです。

当時の僕は「こんなこと考えちゃダメだ」「ここではこう考えるべきだ」と、湧き上がってくる感覚自体を否定してしまっていることが多かったように思います。それを繰り返すことで、自分自身をも否定してしまっていました。

否定するのではなくて、ダメだと感じる自分ごと、そのまま肯定してみる。「そんな風に感じるんだね」と、ジャッジをせず、そのまま全てを受け止めてみる。これが出来るようになると周りの人たちにも同じように出来るようになります。シンプルに「自分ってこんなこと感じてるんだな」と無意識レベルにあるものを意識化するだけで、かなり変わってきます。言語化してみるのも効果的です。

心理学的にも効果があると言われている方法なのですが、僕自身は、この作業にかなり救われましたし、これを繰り返すことで、徐々に自分らしさを取り戻していきました。

自分の感覚に正直になること

そして、自分の感覚に正直になることで、自然と発言する内容も変わってきます。読んで字のごとく、自分を信じられるようになるから自信もついてきます。そして、自分を大事にできるから周りの人のことも大事にできます。そうすることで自然と自分を取り巻く環境も変わっていきました。あんなにギスギスしていた社内の空気も、柔らかく変化していきました。

経営者は、組織のリーダーとしてその場の空気をつくるという大きな役割を担っています。一般的な経営者像を追いかけなくとも、自分が自分らしくいるだけで、その役割は十分果たせるのではないかと感じています。