自分なんかが始めてもいいの?

前回の記事では、チャレンジする中で生まれる「セルフイメージアップの秘訣」をお伝えしました。経営者・個人事業主にとって、チャレンジする気持ちはどんなときも忘れたくないものですよね。
しかし、こんなことを考えてしまう人が多いのも事実です。
「まだ経験が浅いのに、自分なんかがこんなチャレンジを始めてもいいんだろうか?」
「すごい人たちがたくさんいるのに、今からそれにチャレンジするのは気が引ける」
“自分なんて…”の思考になってしまい、やってみたい気持ちと躊躇する気持ちが入り混じって前に進めない…という感覚、よく分かります。特に、新しいサービス(もしくは商品販売)を始めようと考えているときは、その感覚が強くなるのかもしれません。
そんなあなたに提案です。こんな風に考えてみてはいかがでしょうか。捉え方を変えることで視野が広がっていきます。
お客さんとのつながりをイメージ

それは「新しい世界に飛び込む」感覚ではなく「新しいお客さんとの“つながり”」をイメージすることです。
あなたがチャレンジしようとしているサービスは、既にたくさんの人がビジネス参入しているかもしれません。その人たちの世界に、“後から飛びこんでいく感覚”を持っていると、躊躇する気持ちが生まれてしまいます。まだ経験がないわけですから、“自分なんて…”の思考が出てくるのは当然です。
そうではなくて、お客さんの困りごとを“解決すること”にフォーカスしてみてください。どんな人たちのどんな悩みを解決してあげたいのか?どんな方法で手助けをしたいのか?ということに目を向けます。
“手助け”の感覚にフォーカスする

例えば、“昔の自分”のような人の手助けをしたいと考えてるとします。イメージとしては、どこかにいるであろう“昔の自分”に、そのサービスを届けて、悩みを解決してあげようとする感覚です。サービスを扱う業界の内情や、自分より先に成功している人たちのことにフォーカスするのではなく、“手助け”の感覚にフォーカスします。手助けの手段が、たまたまそのサービスだったというだけで、大切なのは悩み解決という“目的”の方です。
この感覚が自分の中に落とし込めると、新しいチャレンジへの躊躇する気持ちは消え去っていきます。あなた独自の切り口が見つかり、新しいお客さんと“つながる”ための方向性も見えてきます。
あなたがチャレンジしようとしていることは、とても意義のあるものです。あなたの新しいお客さんとの“つながり”を想像しながら、そのチャレンジをぜひ楽しんでください。